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今年（２００３年）８月２７日，地球のすぐ外側を回る太陽系第４惑星「火星」が地球に５５７６万ｋｍまで接近する．紀元前５万５５３７年以来５万７０００年ぶりだとか紀元前５万７６１７年以来６万年ぶりだとかいうことで今年の夏の天文界の話題は火星一色の感がある．まぁこれはかなり大げさな話で，実際は１９２４年の大接近の時と視直径にして０．０１秒違うだけ．マスコミの話題にのせられてしまう形になるのはなんともシャクではあるのだが，それでも我が人生最大の「大接近」であることは間違いないわけで，この機会を逃すテはない．今年の悪天候に阻まれてスタートがだいぶ遅くなってしまったが，できるだけ多くの写真を撮り，ここにアップして行こうと考えているので，（惑星写真の経験が浅い作者であるので，あまり良い画質のものは期待できないかもしれないのだが）今日（７月２２日）から約２ヵ月間，おつき合い願いたい．
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