２００３年９月１４日の火星

| 最接近１８日後の火星．光度－２．６等，視直径２３．７秒．だいぶ早い時刻に火星を見ることができるようになってきた．それは身体的には実に楽なのだが，早い時刻の撮影になると，シンチレーションが落ち着いている日が少なく，なかなか良く見えない．実は１３日にも撮影したのだが，あまりにもひどいシンチレーションのため，ボツにしてしまった．さて，下の画像，ようやくサバ人の湾，子午線の湾付近をとらえることができた（写真中央左）．中央はマルガリティフェルの湾，そして右（西）へ真珠の海，オーロラ湾と続き，右端に太陽の湖が写っている．

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<<撮影データ>>
２００３年９月１４日午後１１時１０分茨城県東茨城郡常北町ふれあいの里天文台にて撮影 Astrophisics １７．５ｃｍ屈折望遠鏡(f1600mm F9.0) <Ｌ画像> 高橋製作所 Or ９ｍｍによる拡大法 Watec WAT-100N ビデオカメラモジュール露光；１／２５０秒×１６３フレーム <ＲＧＢ画像> Vixen 2.4x Ｃマウントアダプター２倍バローレンズ併用 Watec Wat-250D ビデオカメラモジュールオート露光×１３０フレームＬＲＧＢ合成 Registax, StellaImage4 & The GIMP にて画像処理

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