系外銀河ＮＧＣ３６２８

| しし座の後ろ足のつけねの辺りには3つの銀河が並んで見える．M65とM66，そしてこのNGC3628である．たしかに，NGC3628だけ他の2つに比べればうんと淡いのだが，口径20cmクラスでも容易に確認できる（口径40cmの望遠鏡を使った観望会で，小学生がこの銀河を見付けたのには驚いたが）．それなのになぜメシエ天体にならなかったのかちょっと謎だ．エッジオンタイプの銀河で，中央部を横切る暗黒帯が興味深い．距離2700万光年．

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※画像中央の移動天体は小惑星387番「アクィタニア」
<月刊「星ナビ」2003年3月号掲載作品>

<<撮影データ>>
2003年1月8日茨城県水戸市千波町自宅にて撮影 Vixen R200SS 200mm 反射鏡筒 (f800mm F4.0) Vixen R200SS用コマコレクター使用 IDAS LPS-P1 フィルター Vixen GP·D 赤道儀 D80mm f560mm ガイド鏡 + ST-V にて自動ガイド BITRAN 冷却CCDカメラ BJ-41L (-18.0 ° C) IDAS Type Ⅲ 三色分解フィルター R,G,B画像は2×2ビニング露光 L；10分×2フレーム + 15分×10フレーム R,G,B；各5分×2フレーム LRGB合成（総露光時間200分） StellaImage4 & The GIMP にて画像処理

（注）上の画像は掲載後に画像処理をやり直したもので，掲載時のものとは異なります（掲載時は速報性が要求されたため）．

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