| 見掛けの光度は10.2等と,系外銀河としては暗くないほうだが,視直径が大きく,表面輝度(単位面積あたりの明るさ)は15.4等になってしまうので,小口径の望遠鏡ではまず見えない.緩く巻いた,非常に淡い渦状腕がかなり外側まで広がっているが,その構造はあまりはっきりしない.そのかわりにところどころに「こぶ」のような構造が見られ,その中にはHⅡ領域も点在していて,NGC4399,NGC4400,NGC4401のカタログナンバーがつけられている.りょうけん座Ⅱ銀河群の構成メンバーで,距離1400万光年.
2005年1月18日 茨城県水戸市千波町自宅にて撮影 Vixen R200SS 200mm 反射鏡筒 (f800mm F4.0) Vixen R200SS用コマコレクター使用 IDAS LPS-P1 フィルター Vixen GP·D 赤道儀 D80mm f560mm ガイド鏡 + ST-V にて自動ガイド BITRAN 冷却CCDカメラ BJ-41L (-16.0 ° C) IDAS Type Ⅲ 三色分解フィルター R,G,B画像は2×2ビニング 露光 L;10分×2フレーム + 15分×10フレーム R,G,B;各7分×2フレーム LRGB合成(総露光時間212分) StellaImage4,5 & The GIMP にて画像処理 |