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「夜空の宝石」 |
BBS|
| あまり知られてはいないのだが，実に面白い天体．その形から，『あひる星雲 ( Duck Nebula ) 』と呼ばれることもある（下の写真では北を上にしてあるが，南を上にするとあひるに見える）．小型の天体ではあるものの，明るいので，眼視でもなんとか全体の形を見てとることもできる．この天体が位置するのはおおいぬ座の北東で，星座絵ではおおいぬの頭の上にあたるのだが，おおいぬの頭の上になぜか逆さになったあひるがいるというのは面白い．とてもユーモラスな天体だが，この星雲の中にある「ウォルフ・ライエ星」と分類されている星がこの星雲をさらに興味深いものにしている．これは恒星大気が周囲に向かって高速に吹き出していて，これによって，自身の質量が失われていくという特異な星であり，全天に300個程しか見付かっていない．
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2003年1月6日 茨城県水戸市千波町自宅にて撮影 Vixen R200SS 200mm 反射鏡筒 (f800mm F4.0) Vixen R200SS用コマコレクター使用 IDAS LPS-P1 フィルター Vixen GP·D 赤道儀 D80mm f560mm ガイド鏡 + ST-V にて自動ガイド BITRAN 冷却CCDカメラ BJ-41L (-12.0 ° C) IDAS Type Ⅲ 三色分解フィルター R,G,B画像は2×2ビニング 露光 L；10分×8フレーム R,G,B；各5分 LRGB合成（総露光時間95分） StellaImage5 & The GIMP にて画像処理 |
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