散開星団M38(NGC1912)

<ぎょしゃ座マップへ> | 「ぎょしゃ座」.華やかな冬の星座の中では地味な存在だが,その中には興味深い天体が数多くある.その中でも有名なのが,M36M37,M38の3つの散開星団である.M36,M37は微恒星がびっしり集まった感じなのに対し,この星団は明るめの星がばらばらと集まって見え,この3つの散開星団の中で一番野性的な感じを受ける.星数約100個,距離4610光年.M38のすぐ南西に見える散開星団はNGC1907で,距離4500光年.実際にこの2つの星団は近くに位置しているわけだが,NGC1907はもっと小柄で,星数約30個.

<画像:散開星団M38>
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<<撮影データ>>
2002年2月12日
茨城県東茨城郡内原町 かたくりの里にて撮影
Vixen R200SS 200mm 反射鏡筒 (f800mm F4.0)
Vixen R200SS用コマコレクター使用
IDAS LPS-P1 フィルター
Vixen GP·D 赤道儀
D65mm f1500mm ガイド鏡 + ST-V にて自動ガイド
Vixen VX-2 (マグニファイアによるピント合わせ)
FUJICHROME PROVIA 400F 露光10分 +2段増感現像

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