超新星残骸M1(NGC1952)
『かに星雲』

<おうし座マップへ> | 西暦1054年に出現した超新星の残骸.日本では平安時代にあたり,小倉百人一首で有名な藤原定家がその日記「名月記」に木星ほどの明るさの客星が現れたことがあるということを聞いたと記している.また,この星雲を大望遠鏡で見ると,その構造がかにの足のように見えることから,イギリスのロス卿が『かに星雲』と名付けた.現在でもこの星雲は秒速1000kmほどで広がりつつある.距離7900光年.

<画像:かに星雲>
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<月刊「天文ガイド」2003年3月号入選(初入選)作品>
<<撮影データ>>
2002年10月18日 茨城県水戸市千波町自宅にて撮影
Vixen R200SS 200mm 反射鏡筒 (f800mm F4.0)
Vixen R200SS用 コマコレクター使用
IDAS IPS-P1 フィルター
Vixen GP·D 赤道儀
D80mm f560mm ガイド鏡 + ST-V にて自動ガイド
BITRAN 冷却CCDカメラ BJ-41L (-8.0 ° C)
IDAS Type Ⅲ 三色分解フィルター
R,G,B画像は2×2ビニング
露光 L;15分×2フレーム + 10分×3フレーム
R,G,B;各5分×2フレーム
LRGB合成(総露光時間90分)
StellaImage3 & The GIMP にて画像処理

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