| 光度10.8等,視直径13.4′.実に立派なエッジオン銀河なのだが,なにせアンドロメダ座にあるので,近くにあるM31『アンドロメダ大銀河』やM33の影にかくれて存在がかすんでしまっている.さらに,実をいうと見えそうで見えない銀河でもある(ちなみに筆者はまだ見たことがない).渦銀河をほぼ真横から見た姿で,写真には中央を貫く暗黒帯がくっきりと写り,実に見応えがあるので,これがおとめ座やかみのけ座にあったら,さぞ有名な天体だったことだろう.距離3200万光年.
2002年10月10日 茨城県水戸市千波町自宅にて撮影 Vixen R200SS 200mm 反射鏡筒 (f800mm F4.0) Vixen R200SS用コマコレクター使用 IDAS LPS-P1 フィルター Vixen GP·D赤道儀 D80mm f560mm ガイド鏡 + ST-Vにて自動ガイド BITRAN 冷却CCDカメラ BJ-41L(-8.0 ° C) IDAS Type Ⅲ 三色分解フィルター R,G,B画像は2×2 ビニング 露光 L;10分×6フレーム R,G,B;各5分 LRGB合成(総露光時間75分) StellaImage4,5, Cinepaint & The GIMP にて画像処理 |