系外銀河NGC5170

<おとめ座マップへ> | スピカの南約7 ° ,小さいながらも見事なエッジオン銀河で,その姿は同様のエッジオン銀河NGC4565を彷彿とさせる.見かけの大きさが小さい(7.8′×1.1′)のは約8000万光年という彼方にあるためで,実際の大きさもやはりNGC4565に匹敵するものなのだろう.おとめ座の南東寄りに位置しているので「見頃は春先」と言いたいところだが,赤緯が-18 ° と南に低いので,低空が霞みやすい春先ではなく,寒さや眠気は多少我慢して2月から3月上旬頃の明け方に見ておきたい.

<画像:系外銀河NGC5170>
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<<撮影データ>>
2008年2月8日 茨城県水戸市千波町自宅にて撮影
Vixen R200SS 200mm 反射鏡筒 (f800mm F4.0)
Vixen R200SS用コマコレクター使用
IDAS LPS-P1 フィルター
タカハシ EM-400 Temma2 赤道儀
D80mm f560mm ガイド鏡 + ST-Vにて自動ガイド
BITRAN 冷却CCDカメラ BJ-41L (-20.0 ° C)
IDAS Type Ⅲ 三色分解フィルター
R,G,B画像は2×2ビニング
露光 L;10分×14フレーム
R;7分×3フレーム,G,B;各5分×3フレーム
LRGB合成(総露光時間191分)
StellaImage5 & The GIMP にて画像処理

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