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「夜空の宝石」 |
BBS|
| 「超」有名なM42『オリオン大星雲』のわずか1 ° 南南東に位置する目立たない小型の星雲．本来なら誰にも注目されそうにもない天体だが，2000年1月にハッブル宇宙望遠鏡による見事な写真が公開されたことで一躍有名になった．この星雲の東側に10.5等の生まれたばかりの星がくっついていて，その星の光を反射して星雲全体が青白く光っている．この星雲中心部やや南西側には黒く見える部分がある．これは，NGC1999のわずか手前に光を通さない低温のガスの塊があり，そのガス塊が光を遮って黒く見えるのだと考えられて来たが，赤外線天文衛星「ハーシェル」と，地上からの詳しい観測により，この黒い部分が見たままの「穴」であることがわかった．若い星から吹き出すジェットが，周囲のガスや塵の塊を貫通してできたものらしいが，このような「穴」は他にはまだ観測された例がない．
写真からはなかなか見えそうにもない印象を受けるが，口径20cmの望遠鏡でも意外に良く見えることに驚かされる．距離1500光年．
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2002年11月5日 茨城県水戸市千波町自宅にて撮影 Vixen R200SS 200mm 反射鏡筒 (f800mm F4.0) Vixen R200SS用コマコレクター使用 IDAS LPS-P1 フィルター Vixen GP·D赤道儀 D80mm f560mm ガイド鏡 + ST-V にて自動ガイド BITRAN 冷却CCDカメラ BJ-41L (-12.0 ° C) IDAS Type Ⅲ 三色分解フィルター R,G,B画像は2×2ビニング 露光 L；10分×4フレーム R,G,B；各5分 LRGB合成（総露光時間55分） StellaImage5 & The GIMP にて画像処理 |
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