系外銀河NGC1023

<ペルセウス座マップへ> | この銀河,写真では今一つぱっとしないが,実は結構良く見える.ペルセウス座アンドロメダ座の境界付近に位置していて,口径20cmの望遠鏡で,条件の良い夜なら,東西方向に伸びた光芒をもつレンズ銀河であることを見てとることができる.秋の天の川の近くにあるので,視野にはたくさんの星々が見える.その星々は当然我々の銀河系の星々であるので,NGC1023はそのはるか向こうにあるわけだ.この眺めは独特の味わいがあり,視直径が小さく地味な割には楽しめる天体である.距離3400万光年.(下の写真,中央がNGC1023だが,その左側(東側)には別の銀河NGC1023A(PGC10139)がくっついているように写っている.)

<画像:系外銀河NGC1023>
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<<撮影データ>>
2003年9月30日 茨城県水戸市千波町自宅にて撮影
Vixen R200SS 200mm 反射鏡筒 (f800mm F4.0)
Vixen R200SS用コマコレクター使用
IDAS LPS-P1 フィルター
Vixen GP·D 赤道儀
D80mm f560mm ガイド鏡 + ST-V にて自動ガイド
BITRAN 冷却CCDカメラ BJ-41L (-4.0 ° C)
IDAS Type Ⅲ 三色分解フィルター
R,G,B画像は2×2ビニング
露光 L;10分×6フレーム + 5分×9フレーム
R,G,B;各5分×2フレーム
LRGB合成(総露光時間135分)
StellaImage4 & The GIMP にて画像処理

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