散開星団M48(NGC2548)

<うみへび座マップへ> | うみへび座の頭の先,いっかくじゅう座との境界付近にある散開星団.この星団,実はメシエ天体の中にいくつかある“まぼろしの星団”の一つである.メシエが1771年に発見したのだが,メシエの記録した位置に該当する星団がないため,その位置から南に3.5 ° 離れた位置にある散開星団NGC2548がM48とされた.数学の方程式で用いる「x」あるいはギリシャ文字の「χ」のような形に星が並んでいるように見える,およそ80個ほどの星の集団である.やや南に低く見にくいが,空が充分に暗い場所ならば見つけるのは割と簡単.距離1500光年.

<画像:散開星団M48>
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<<撮影データ>>
2001年2月26日
茨城県東茨城郡内原町 かたくりの里にて撮影
Vixen R200SS 200mm 反射鏡筒 (f800mm F4.0)
Vixen R200SS用コマコレクター使用
Vixen GP·D 赤道儀
D80mm f560mmガイド鏡にて眼視ガイド
Vixen VX-2(マグニファイアによるピントあわせ)
FUJI SUPER G ACE 800 露光20分

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