| ふたご座の兄カストルの足もとあたりに並んでいる二つの散開星団.実際にはM35までの距離は2600光年,NGC2158までの距離は1万6000光年あるので,この二つの星団は偶然に同じ方向に見えているということになる.M34は視直径が大きく明るいので,双眼鏡で充分に楽しめ,明るい恒星と微恒星が重なってとても美しい眺めとなる.NGC2158の方はM35ほどダイナミックに見えないが,M35に比べ,星の密集度が高いので,また違った味わいを見せてくれる.
2001年10月20日 茨城県東茨城郡内原町 かたくりの里駐車場にて撮影 Vixen R200SS 200mm 反射鏡筒 (f800mm F4.0) Vixen R200SS用コマコレクター使用 IDAS LPS-P1 フィルター Vixen GP·D 赤道儀 D80mm f560mm ガイド鏡にて眼視ガイド Vixen VX-2 (マグニファイアによるピント合わせ) FUJI SUPER G ACE 800 露光20分 |