系外銀河NGC1055

<くじら座マップへ> | 古代エチオピアを襲ったおばけくじら.その首の付け根あたりにある目立たない銀河.くじら座には実は系外銀河がたくさんあるのだが,暗く小さく,みづらいものが多い.このNGC1055は光度が10.6等と系外銀河としては割と明るいほうなので,小口径の望遠鏡で見えないこともないが,見えたところで視直径が7分ほどしかないので,光のシミにしか見えないだろう.写真での印象はソンブレロ銀河を縦にやや潰したような姿だが,中央にはソンブレロ銀河より複雑な暗黒帯があることがわかる.

<画像:系外銀河NGC1055>
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<<撮影データ>>
2003年10月29日
茨城県水戸市千波町自宅にて撮影
Vixen R200SS 200mm 反射鏡筒 (f800mm F4.0)
Vixen R200SS用コマコレクター使用
IDAS LPS-P1 フィルター
Vixen GP·D 赤道儀
D80mm f560mm ガイド鏡 + ST-V にて自動ガイド
BITRAN 冷却CCDカメラ BJ-41L (-6.0 ° C)
IDAS Type III 三色分解フィルター
R,G,B画像は2×2ビニング
露光 L;10分×4フレーム
R,G,B;各5分×2フレーム
LRGB合成(総露光時間70分)
StellaImage5, Cinepaint & The GIMP にて画像処理

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