系外銀河M33(NGC598)

<さんかく座マップへ>|さんかく座にある,美しい渦巻き銀河.われわれの住む『天の川銀河』とM31,それぞれの伴銀河たちと共に,いわば宇宙の団地といえる「局所銀河群」を形成している.このM33はその中でM31,『天の川銀河』に次いで3番目に大きな銀河である.見掛けの明るさは6.7等といわれ,光害のないところで,目の良い人には肉眼でも見えるといわれるが,光害の多い都市部では口径の大きな望遠鏡をもってしても見えない個とが多い(ちなみに,茨城県庁のすぐ近くでは口径30cmの望遠鏡でも見えない).写真に撮ると,北東側の腕の中にNGC604という番号をつけられた赤い散光星雲が写る.最近の観測によって,この銀河の中心にはブラックホールが「ない」ことがわかり,話題をよんだ.距離250万光年.

<画像:系外銀河M33>
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<<撮影データ>>
2002年10月11日
茨城県東茨城郡常北町 ふれあいの里天文台屋上にて撮影
SIGMA APO TELE MACRO 300mm F4.0 絞り開放
Vixen GP·D 赤道儀 D80mm f560mm ガイド鏡 + ST-V にて自動ガイド
BITRAN 冷却CCDカメラ BJ-41L (-8.0 ° C)
IDAS Type III 三色分解フィルター
R,G,B 画像は2×2ビニング
露光 L;10分×7フレーム R,G,B ; 各5分×2フレーム
LRGB合成(総露光時間100分)
StellaImage3 & The GIMP にて画像処理

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