超新星残骸IC443
『くらげ星雲』

<ふたご座マップへ> | ふたご座の弟,カストルの足元にある視直径の大きな超新星残骸(一般的には散光星雲に分類されている).ふたご座μ星(テジャト・ポステリオル)とη星(プロプス)の間(写真右側の輝星がプロプス)に位置する.肉眼では見ることが出来ないが,写真に写ったこの天体の北東側の姿から『くらげ星雲』のニックネームがある.南西側はあまりはっきりと写っていないのだが,写真のほぼ中央で超新星が爆発,北東−南西方向にひきちぎられた様子が見てとれ,爆発の凄まじさを物語っている.

<画像:くらげ星雲>
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<<撮影データ>>
2002年11月6日
茨城県水戸市千波町自宅にて撮影
SIGMA APO TELE MACRO 300mm F4.0 絞り開放
Vixen GP·D 赤道儀
D80mm f560mm ガイド鏡 + ST-V にて自動ガイド
BITRAN 冷却CCDカメラ BJ-41L (-12.0 ° C)
IDAS Type III 三色分解フィルター
R,G,B画像は2×2ビニング
露光 L;10分×3フレーム + 15分×2フレーム
R,G,B;各5分
LRGB合成(総露光時間75分)
StellaImage3 & The GIMP にて画像処理

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